2009.1.29(木) 清春 15th Anniversary Presents
黒夢“the end" 〜CORKSCREW A GO GO! FINAL〜   会場 : 日本武道館 
OPEN 17:00 / START 18:00 ¥8500  全席指定 アリーナ A11 13番



1999.1.29、黒夢は振替公演となった名古屋ハートランドのライブで無期限の活動停止を宣言した。
あれから10年。

私は1999.1.28の同じく振替公演となった、名古屋ボトムラインのライブに参戦していた。
当日はなんとなく不穏な空気を感じながら岐路について、次の日にその事実上最後となったライブに参戦した友人からライブ後に泣きながら電話があり、衝撃の無期限活動停止発言を知った。
でも、前日のライブを体感し、「ああ、やっぱり…」と感じた。
悲しくなかったわけではない。

仕方なかった。
私の中の黒夢はそんな感じで終わっていた。

-----------------------------------------------------------------------------------

それから約10年。SADS、ソロを続けていた清春が、2008.10月のバースデーライブにて、
「黒夢復活解散ライブをやる」ということを発表した。
参戦していた別の友達から聞き、何時間も震えが止まらなかった。
嬉しさや興奮や、いろんな感情があったが、負の感情はそのときは全く感じなかった。
その後、清春の雑誌などの発言で、負の感情もいろいろ抱くようになるのだが、当日はそんなことは考えないように、最後なんだから思いっきり楽しむこと、後悔だけはしないようにとだけ考えようと、数ヶ月が過ぎて、とうとうその日がきた。
その日が来る少し前まで何故か眠れない日々が続いた。
興奮していたんだろうと思う。

-----------------------------------------------------------------------------------

※ここからは当日のレポみたいな感じなので、文章をいつもの感じに戻します(笑)
(上の部分は何となくかっこよく書きたかった(笑))

当日は、いつもの相方(ボトムラインに同じく参戦)と、ハートランドに参戦した友人と3人で行きました。
このライブが決まったときに、黒夢はいつも一緒に行っていたこの3人で行きたい!と願っていたが、叶ってよかったです。
欲を言えば、3人並んでアリーナで見たかった、とも思いましたが、相方はSADS中期に離れ、あとはB-Tのイベントと、ソロを1度見ただけ、もう一人の友人もSADS中期に離れ、ソロはB-Tでのイベントで参戦したのみということもあり、そればっかりは仕方ないとあきらめましたが…。

私はFC席で、友達はe+の先行当選分での参戦となりました。

ホテルは豪華にホテルオークラ。乗り換えもそんなに面倒ではなかったです。

当日は数少ない黒夢・清春関係のマイミクさんたちも参戦ということで、会場に先入りしていた友人たちからグッズ販売の様子などメールで報告があって助かりました。

グッズ売り場がすごいことになっているということで、半分あきらめつつ、九段下に到着。
駅から会場までたくさんの人が「チケット譲って下さい」という紙を持って立っていました。
今回のライブの重みを新たに実感。
音漏れだけでも聞けるといいね。行きたい人みんなが入れるのが一番いいんだろうけど…。

グッズは報告どおり、すごい列。
スタッフが「今から並んでも開演までに間に合いません」と言っていたので、早々にあきらめました(笑)

武道館の看板と、その下の今回のライブタイトルの幕を記念撮影。
武道館に来たらやらないと!ってことで。
花もたくさん来ていました。
B-T、西川貴教、ナイトメア、メリー、ジャスティン、その他幅広い業界から多数。
ちなみに武道館はPIERROT、SADS、黒夢と、今回で3度目です。2001年ぶり。

何人かのマイミクさんたちとも会えました。ありがとうございました!
17:30くらいに会場入り。友達とは別々の入り口からなので、お互いの健闘を祈りつつ(笑)
アリーナに入ってからも別のマイミクさんと会えました。寂しかったので嬉しかったよ。
18:00寸前まで喋ってましたが、もうすぐ開演時間、ということで席にもどり、しばし心を落ち着ける。
近くの人と仲良くなりたかったけど、何かそんな雰囲気じゃなかったのであきらめました…。
前、後ろ、左は男だったし(笑)
ちなみに私のブロックはAブロックとは言っても、クレーンカメラのまん前…。
ステージとは程遠い場所でした…。
3列目だったけど…。う〜ん、微妙。
ほとんど身体を真横にして見てる感じでした。

押すかな、と思ってたのに、思ったより早く暗転。
一気にテンションMAX。上着を脱ぎ捨て、拳を突き上げる。
始めから「清春ー!!!!!」って叫びまくりました。
メンバー登場。
そして、期待通りのFAKE STARから!!!
メンバー登場して、FAKESTARの始めあたりは泣きそうでしたが、思いっきり楽しもう!ということで、いきなりヘドバンしまくりました。
清春の衣装は、後でブログで書いてたけど、いろんなアーティストの古着をつなぎ合わせたベストだったようです。つなぎ合わせたようなベストってのは何となく遠めでも分かったけど。
BARTERは少しテンポが遅いような気がしましたが、人時くんの曲で、相当好きだったので
やってくれてめちゃくちゃ嬉しかったです。
4曲目、MIND BREAKER。FC限定でやってくれましたが、やっぱり黒夢で聴くのとはわけが違う。
振りも完璧でした。
BAD SPEED PLAYは両手で拳を突き上げる、基本です。
CANDYはまさかのミス(笑)、やり直し。新宿ロフトのハプニングを思い出します(笑)
そのとき一瞬ソロライブの緩い雰囲気が一瞬漂ってしまった感がありましたが…。
その前に何かの曲でも清春が間違えたけどそのままやりました。
無いかな、と思っていた人時くんタイムもあって、満足。
始めのうちは曲の雰囲気もあり、ちょっと会場が冷め気味かな、と思いましたが、ベース&ギターが加わって会場もテンション上がってきました。
人時コールを心置きなくしてきました。

そして、後期の一曲目定番だったMASTURBATING SMILE!!
これはアンコの始めあたりに来るかと思っていたのにここで来ましたか!
アルバムどおりの順番で続いてFASTER BEAT。これは続けてやってほしいよね、って言ってたので嬉しかったです!
このあたりの衣装が青チェックのスカートだったような。
上は白ノースリに黒ベスト。帽子かぶってたかな…。
ソロのライブでもスカート着用してますね。これ好きでした。
後半、一気に加速。
C.Y.HEAD、Suck me!、後遺症-after effect-、LAST PLEASIRE。
後遺症は早すぎました(笑)
昔よくこんなテンポでヘドバンし通しだったよな…と改めて歳を実感…くっ…(泣)
でも本編ラストまで燃え尽きたよ!

アンコールも座らずにがんばりました。アリーナでも若干座ってたけど…。

そしてアンコ1。
「カバーやります」でまさかのSADS!!!
始め気が付かなかったけど、あれ?なんで私この曲知ってるんだろう…って感じでした(笑)
2曲目でやっと分かったというw
周りのテンションはアリーナと言っても半々でした。
A-10ブロックの視界に入るところにいたお兄ちゃんが相当楽しそうで微笑ましくなりました(笑)
ついでに、負けるか〜!とも思いました(笑)
このメンバーでSADS、最高でした。ヴィジュアル的にも相当似合いすぎ。
新SADSやればいいのにwとすら思ったよw

そしてアンコ2。
このセトリ見て燃えない人がいたらおかしいです。
これぞ黒夢。
赤い照明、サイレン。
清春の煽り。
テンションが上がらないわけがない。
SOS、カマキリ、sick。
スタンディングだったらカオスだっただろうな(笑)
カマキリはほぼ全ヘドバンでした。私の持てる力の全てをつぎ込んだ感じ(笑)
その後どうなってもいい!って心境でしたw
おかげでsickはヘロヘロでしたが。
偏頭痛みたいな状況にまでなりましたw

最後、清春はやらない予定だったという LIKE @ ANGEL。
これは持って行きたい曲ってことでやらない予定だったのかな。
でも最大のアンコールに答えてくれたと思うようにします。
ソロに持っていくのはいいけど、黒夢としてはこれをやって終わって欲しかったし。

メンバー紹介で見せた、ベース人時と呼ぶ前の緊張感。
最後の人時との握手。
そして最後の LIKE @ ANGEL。
そのときの会場の一体感は忘れられません。

「今が全てです。」
「過去も未来も今も全て楽しんで。」
「まだ歌ってます」
「いつかまたどこかで」
「またすぐに」
「愛してます」
MCとしては少ないですが、この少ない言葉に黒夢への思いが全て詰まっているんだなと。
私は今後もソロを追い続けますが、黒夢を終わらせる人たちへ向けての言葉としてもこのくらいのほうが伝わる気がする。
優しかったよね、この日の清春。
ソロとしての清春じゃないとしても、優しかった気がする。
後ろの、清春の言葉で言う「思い出班」の人たちへもちゃんと何度も顔見せてたし。
もちろんアリーナの人たちへ向ける笑顔もあり。
10年、清春・人時もこれできれいにケジメが付けられたのかな。
人時くんのブログで、このライブの感想が見れて、泣きそうになった。
こんな形でも、やはりちゃんとした形で終わらせることが出来てよかった。
今後はそれぞれのやりたいことを思う存分やって欲しい。
私は黒夢というバンドは永遠に好きでいたいです。
思い出だろうが、過去のものだろうが。
黒夢が好きだったこと、ライブに行けたこと、そしてこれからの二人を見続けることが出来ることを誇りに思いました。
清春はソロのライブで、人時はダミーズ、akiちゃんライブで…。
大好きだ。黒夢。
ソロのファン、黒夢のファン、それぞれ思うことは違うかもしれないけど、私はソロのファンであり、それよりも前に黒夢のファンでもあります。
それだけに思い出班としても感じる複雑な心境もいろいろありましたが、今回のライブは大満足でした。
思い残すことは無いライブになりました。

ありがとう。清春、人時。
そしてサポートのメンバーや、スタッフ、会場にいた全ての黒夢、ソロファンへもありがとう。


01 FAKE STAR
02 SPOON&CAFFEINE
03 BARTER
04 MIND BREAKER
05 CAN'T SEE YARD
06 BAD SPEED PLAY
07 CANDY
08 人時ソロ
09 MASTURBATING SMILE
10 FASTER BEAT
11 HELLO,CP ISOLATION
12 YA-YA-YA!
13 ROCK'N'ROLL
14 C.Y.HEAD
15 Suck me!
16 後遺症-after effect-
17 LAST PLEASIRE

EN1
18 HATE
19・See A Pink Thin Cellophane

EN2
20 S.O.S
21 カマキリ
22 Sick

EN3
23 LIKE @ ANGEL

Vo  清春
Ba  人時
G  K-A-Z(DETROX)
Dr  GO


ライブ後は未だに心地よい筋肉痛と戦ってます(笑)
後遺症に犯されてる。
これぞ黒夢ライブ。
終演後、あまりに時間が早かったので(笑)、グッズに並んでみました。
欲しかったパンフとバッグとストラップは買えたので満足。

帰り道は、懐かしさから、SADSの薔薇神聴いて帰りましたw





参考リンク

会場 日本武道館 宿泊先 ホテルオークラ東京


レポ記入日:2009.1.31

【画面を閉じて戻って下さい。】